運気を下げる人(よくみる光景)
運気を下げる行動は、色んな場所にあらわれます。
「嫌だな」と感じる時は、運気が下がる場所にいる可能性があります。
運気が下がる場所にいると、せっかく上がっている運気も下げてしまうことに繋がります。
そんなときは、さっさとその場を離れましょう。
ある日の職場で、、、
仕事の手順を後輩が間違ってしまっていたとき、女性社員が愚痴り始めました。
「どうして教えた通りにしないの?」
「この前、教えたでしょ!!」
そして同僚にも飛び火します。
「なんで、気にしてくれなかったの?」「また仕事が増えた!!」
「ツイてない!」「なんでこんなとこで仕事しなきゃいけないだろ!!」
「嫌になる!」
「修正間に合うかな?こんなギリギリの時間で、、、」
「間に合わなかったらどうしよう。。。」
かれこれ1時間も愚痴り続けてます。
女性社員が教えてくれた「運気が下がる行動とは」どんなことでしょう?
そして幾つあるでしょう?
運気を下げる人とは
愚痴を言い続けると、自分も周りの運気も下げます。
では、一つ一つ見ていきましょう。
「どうして教えた通りにしないんだろう?」
過去を後悔する
これは、過去を後悔していることです。過去はどんなに後悔しても変えることが出来なことは誰しも分かっていること。
教えた通りにやってくれていれば問題は起きなかったかも知れません。しかし、すでに起こってしまった事実は変えることは出来ません。
それが分かっているのに、いつまで切り替えられずに頭の中で繰り返して後悔してしまう。それでは、いつまで経っても次に進むことは出来ません。
「後悔先に立たず」
諺(ことわざ)があるように、後悔するときは意外と多くあるものです。過去を後悔すればするほど、後悔の無限ループに陥ってしまい抜けれなくなります。そうなればなるほど、気持ちが低迷し動けなくなってしまいます。
過去を後悔しても良いことにはつながらないばかりか、どんどん運気を下げることにつながってしまいます。
「なんで、あなたたちも気にしてくれなかったの?」
人のせいにする
次には、人のせいにし始めました。これを言われた同僚はどんな気持ちになるでしょう?決して良い気持ちにはなれませんよね。
人のせいにすればするほど、周りの人は「あなたが、ちゃんと教えていないかったのでは?(怒)」という負の気持ちになってしまいます。
(人のせいにする)ことでお互いがお互いを批判する気持ちになってしまうのです。これは更に運気を下げることを加速させることにつながります。
さっきまで自分事だったことが、(人のせいにすることで)一気に周りも巻き込んで、運気を下げ始める行動に進化させてしまいました。
「本当ツイてない!」「なんでこんなとこで仕事しなきゃいけないだろ!!「嫌になるわ!」
現状への不満
あらら、今の環境に対しても文句を言い始めました。
今の環境に対して不平不満を言えば言うほど、運気は下がります。
それに、ツイていても「ツイていない!」否定してしまうとツイていることの力を奪っていってしまいます。そうなると、ますます運気は下がっていってしまいます。
(現状への不満)を垂れ流すことで自分も周りの運気も下げてしまい、ストレスが増大していきます。こうなると、現状を見ることが出来なくなり、運気を上げる方法も兆しも見つけれなくなり、更なるトラブルが生まれるきっかけを与える行動になってしまっています。
「修正間に合うかな?こんなギリギリの時間で、、間に合わなかったらどうしよう。。」
未来への不安
ついには、まだ何も起こってもいないことへもネガティブな意識が働いて、不安な気持ちに囚われてしまいました。
未来に不安を感じるか、それとも明るい未来をイメージするかは自分次第ですが、それさえもプラスに感じられなくしてしまうと、どんどん運気は下がり、結果的にさらに状況を悪くしてしまいます。
自分の未来を切り開くことが出来るのは、自分自身であることは多くの人が知っている事実です。しかし、この女性のように運気を下げることを何度も繰り返し口に出し、思考のなかで考えていたらどうでしょう。
結果的に運気が下がる人が作られます。
人は運気が下がる方法を知っている
愚痴を言い続けることは運気を下げてしまいます。
次々にネガティブな言葉を発することで運気をドンドン下げて行き、悪い結果を引き寄せます。
なにより時間を無駄に使ってます。
自分がその状況にないときは気づきやすいものであっても、いざ自分自身に降りかかってくると見えなくなったり感じ取れなくなってしまうもの、それが運気なのです。
本当は、知っていることであっても本質を理解していないと、いざと言うときに発動することが出来ません。
それでは、色んな場面で運気を下げることになってしまうので対処法を知っておきましょう。
良い運気を引き寄せる人の思考法
「運気が良い人」=「運が良い人」の思考回路の場合
・どんな結果でも、必ず良い方向に向かうと信じている。
・同僚はいつも協力的で良い選択をしてくれる。
・居心地の良い場所に身を置くことが出来ている。
このような思考の場合、今回のようなトラブルが起こった場合でも良い方向に行動が生まれます。
少なくとも、1時間も自分も周りも愚痴に付きあわせることはありません。それどころか、周りを含めてどのように対処するのが良いかを前向きな方法で実行して行くので、大きな問題まで発展するのを防ぐことも出来ます。
また、みんなで協力して解決に向かっていくので、間違った本人にも周りにも自覚が生まれるとともに、何を気を付ける必要があるかも認識することが出来てしまいます。
このなると、次のミスやトラブルに対する予防まで出来たりします。なにより、チームとしてのモチベーションも上がる効果もあるので良いことばかりです。
確かに、いつもいつも全てが上手く行くことはありません。トラブルやミスはいつ起こるかも分かりません。しかし、起こる「できごと」に意味があるのでしょうか?
大切なことは「起こる出来事」どのような行動や反応をとるか
後輩の手順間違いは、無事に修正も間に合い問題になることはありませんでした。
ここで振り返ることが出来るのは
1時間愚痴を言い続けたことで何が良くなったか?1時間愚痴を言い続けたことで何が悪くなったか?
「起こること=できごと」をコントロールすることは出来ません。出来ることは、起こったことに対してどのように考えるかそして行動するかになります。
「後悔」や「不安」が浮かび上がって来たときの対処法
色んな場面で「後悔」が浮かんでくることは良くあること。そのあと急に「不安」になることも。。。「後悔」や「不安」に囚われない方法は
1,「それはそれで良かった」「あれはあれで良かった」=過去を振り返って「後悔」しない。
2,「今はすべて良くなっている」「今はうまく行ってる」=今を良しとして認める(肯定する)
3,「大丈夫なんとかなる!」「これからもっと良くなる!」=未来に不安を抱かない
このように切り替えることが出来れば、「後悔」や「不安」を断ち切ることが出来やすくなります。
「後悔」も「不安」も自分が勝手に作り出すイメージです。それと同じように過去の肯定や未来への希望も自分で作ることが出来ます。
「それはそれで良かった」「あれはあれで良かった」
「今はすべて良くなっている」「今はうまく行ってる」
「大丈夫なんとかなる!」「これからもっと良くなる!」
これらの言葉は魔法の言葉とも言われています。
ほんの少しのイメージ変換で、運気を下げる行動から自分を救うことが出来てしまいます。
大丈夫です。これらの魔法の言葉はいつでも、どんな時でも使うことが出来ます。
自分自身が後悔のループに陥ってしまったとき、急に不安に襲われたとき今の自分を見失いそうなとき、未来に希望や期待を持てないときそんなとき、思い出して口ずさんで貰えたら嬉しく思います。